「これ兵の要にして、三軍の恃みて動くところなり」| 武経七書名言集

「これ兵の要にして、三軍の恃みて動くところなり」

原文：【此兵之要三軍之所恃而動也】

— 孫子・用間篇

最重要要素組織基盤意思決定基盤

現代語訳

これが戦争の要であり、三軍が頼って動くところである

情報活動は組織運営の最重要基盤であり、全ての意思決定と行動の拠り所である。

情報活動が組織全体の成功の最重要要素であることの確認。

「兵とは国の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり」

戦争は国家にとって重大事である。国民の生死、国家の存亡がかかっており、慎重に検討しなければならない

— 孫子・計篇

「これを経るに五事をもってし、これを校ぶるに計をもってして、その情を索む」

五つの基本事項で検討し、七つの比較項目で優劣を判断し、実情を探る

— 孫子・計篇

「道とは、民をして上と意を同じくし、これと死すべくこれと生くべくして、危きを畏れざるなり」

道とは、リーダーと人々が同じ志を持ち、生死を共にし、危険を恐れない状態である

— 孫子・計篇